ゼロ・エミッション
私たち赤松産業は環境宣言のもと、ゼロ・エミッション構想に賛同しています。
私たちが地元伯耆でおこなう道路工事、工業用地造成、治山工事、圃場整備工事などから発生する自然木をリサイクル「資源」として活用し、地域社会に還元します。
例えば、今まで破棄されていた伐採した木材を酪農で有用活用するため、酪農家様と共同で土壌改良材の試作を繰り返し、牧草の肥育に役立つよう製品化を目指しています。
また、法面や歩道のリサイクル材の再生のために研究・開発をすすめています。
【解説】 ゼロ・エミッション(zero emission)
現在、日本の家庭や工場から排出されるゴミは年間約5161万t(出典:H15年環境省)、国民一人当たり約4t以上に及びます。そのため埋立地の不足や地下水、河川等への有害物質の流出などさまざまな環境問題と関連しています。
そのような状況下、リサイクルを追及し国連大学が1994年に提唱した構想であり、自然界への排出ゼロを目指すことを基本的な考え方としています。
産業の製造工程から出るゴミを別の産業の再生原料として利用、家庭用一般廃棄物は次の資源となるよう、生産・流通のプロセスを見直し「廃棄物ゼロ」の循環型社会・生産システムの構築を目標としています。